Chapter 1 / Foundations
Lesson 1.1 print と文字列
print とダブルクォート、丸括弧の形を最初に体へ入れます。
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このレッスンで学ぶこと
このレッスンは、Chapter 1 で個別に覚えてきた print・文字列・変数による再利用を、ひとまとまりの短いプログラムとして書き直す内容です。新しい構文は出てきませんが、複数の概念を組み合わせて使いこなす感覚を確かめる、章の中間チェックポイントの位置づけです。
「文字列を print に直接渡す書き方」と「いったん変数に入れてから print する書き方」の使い分けが、ここでの一番のポイントです。どちらも文法上は正しく、目的に応じて読みやすい方を選びます。実務でも学習でも、この選択を毎日のように繰り返すことになるので、今のうちに判断基準を持っておくと後が楽になります。
写経 1
写経 1
print と文字列のもっとも基本的な形をそのまま入力します。
print("Hello, Python!")
print("I can type code.")Hello, Python!
I can type code.写経 2
写経 2
変数に文字列を入れてから表示する形へ進みます。
message = "Typing trains syntax."
print(message)
print("Let's keep going.")Typing trains syntax.
Let's keep going.発展問題 (概要のみ)
発展問題
自分の名前を変数に入れて、"Hello, <名前>!" を表示してみましょう。
name = ""
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直接書くか、変数に入れるか
短い 1 回限りのメッセージなら print("Hello") で十分です。同じ文字列を 2 回以上使う、後でメッセージの中身を組み替える可能性がある、長くて 1 行に収まらない、といった条件のいずれかが当てはまるなら、変数に入れる方が読みやすくなります。経験則として「同じ文字列が 2 回以上出てきたら変数化を検討する」と覚えておくと、判断に迷う場面がぐっと減ります。
変数名で意図を伝える
message、greeting、user_name のように意味の伝わる名前を付けると、その後の print(message) は「メッセージを表示する」と日本語のように読めます。tmp、a、s といった意味の薄い名前は、写経の練習や 1 行で終わる試し書きでは便利ですが、後で見返したときに何の値が入っていたか分からなくなりがちです。短いコードのうちから良い名前を付ける癖を付けておくと、長いプログラムを書くようになったときに自分自身がいちばん助かります。
1 行が長くなる前に分割する
- 悪い例: print("Hello, " + first + " " + last + "!") のように、+ で何個もつないだ 1 行
- 良い例: full_name = first + " " + last → message = f"Hello, {full_name}!" → print(message) のように、1 ステップずつ変数に入れて段階的に組み立てる書き方
段階的に書くとデバッグが楽
途中で間違えた値が入っているときは、各段階の変数を print で確認すれば、どこで意図と違う結果になったかをすぐに特定できます。1 行で全部書き切ってしまうと、結果が間違っていたときに「文字列の連結が悪いのか、変数の中身が悪いのか」が見分けにくくなります。プログラムが少しずつ長くなる時期に、この段階分けの習慣があるかどうかで、エラーで詰まる時間が大きく変わってきます。
手を動かして練習しましょう
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